ミモザ。
7月26日、2歳8ヶ月の誕生日。
前回、2歳6ヶ月の誕生日と書いたときが実は2歳7ヶ月で。
実は満2歳半になったことを喜んで、そう書いちゃったのでした。
そして、満、2歳7ヶ月と1日。
7月27日午後20:50。ミモザ永眠。
本当に長生きだった。たくさん生きてくれてありがとう。
注意:以下は生々しい話が含まれます。
検索で来られた方、このサイトの事をよくご存じでない方は
読まずにお戻りになることをおすすめします。
以前からこのサイトを読んでくださっている方も、
一応ご注意をお願いします。
それでもよろしければ、どうぞ。
(とかいって、このブログ(飼い主Daily)は検索可能にしてるので
検索サイトにはしっかり反映されちゃうんだけど。。。)
◇◇◇
7月27日、最高室温は29度。
飼い主が帰宅すると、ミモザはトイレの入り口に寄りかかったまま、
ゆっくりと呼吸だけしてた。
眠いだけなのか、末期なのか、確かめる。
呼吸も乱れ気味、体にも思うように力が入っていない様子。
「これは、目の前で、看取ることになる。」と、覚悟を決める。
ひとまず、口が食べ物かなにかでふさがれていないか、目視で確認。
これは大丈夫。
何度か、手足を動かしてくれたり、一度だけ、耳をたたんだり伸ばしたり。
このまま起きあがるかも、と、ちょっと思わせたけれど、やっぱり苦しそう。
一緒に横になって話しかけながら、ひたすら姿だけを見守る。
小さな体から、音を立てるような呼吸が何度か。
飼い主は、ここで、本気で腹を据える。
ふと、突然元気になったかのように、しっかりとした動き。
横になったままだけど、前足で顔あらい、後ろ足で毛繕い。
気づくと一度手を握ってた。握手って。
次は、ハムスターポーズ。
そこで、大きな息をして臨終。
飼い主の帰宅後、50分間の出来事。
◇◇◇
実は、先月満2歳半を迎えた直後に、目に見える老衰が始まった。
「老衰が人目に見えてわかったら余命は1ヶ月無い。」
経験上知ってた。
食欲も落ち、固いフードを敬遠するようになり…。
散歩に出せとせがむくせに、ケージから出しても、
飼い主のまわりばっかりうろうろして離れなかったり…。
(ご飯が足りてないときの「ちょうだい行動」とは似て非なる物。)
後者は、なぜそうするのかわからないけれど、かなり決定的。
なんでかな、子どもの時に本能で並んで寝たように、
なにか人肌恋しくなったりするんだろうか。
散歩はともかく、この1ヶ月は、いつでも食べられるように
粟穂をめいっぱいケージいれておいたり、フードをソフトタイプに
切り替えたりした。
そして、やっぱり1ヶ月だった。
◇◇◇
ハムスターの飼育年数は長いけど、過去、目の前で看取ったのは1度だけ。
本当は少し嫌だった。過去の1度の記憶、目の前の子に何も出来ないという
状態の、嫌な記憶があったから。
でも、今までの子はちゃんと飼い主を育ててくれてたみたいだった。
今度は横になっているミモザを目の前に、精一杯のことができたと思う。
最後にちゃんと顔洗いか。ミモザらしい。
散歩するのに一度戻って顔洗いしてから出てくることとか、
まだ目もあかない赤ちゃんの頃、いきなり顔洗いのしぐさをして驚かされたのを思い出した。
うちで生まれて2年7ヶ月と1日。長生きしてくれてありがとう。
◇◇◇
そして、飼い主、今はお休み中。
真夏は避けて、秋口からまた新しい子を迎えようと思う。
それまで、たくさんある今までの子たちの写真を、ちゃんと整理しようと思う。
2007-7-30
(文章自体は、はむたちDailyメモの方に移すかもしれません。)
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ハムスターポーズ。(2006年5月4日)
2007年7月26日。(前日の様子)
無意識にくっついて寝る。赤ちゃんの頃。(2005年1月5日)