感じ取る
生まれてから2,3日かなぁ。
あかちゃんは視線が定まらないけど、なにかを見ている、と、
人の子どもによく言うけれど、アザラシも一緒だね、と思っちゃう目線。
一生懸命なんかやってる。
鼻が利く子たちだから、見ているというよりは、まわりを感じ取っている、というのがいいのかな。
近くから、こんにちは。
(2007-3-3 午後から晴れた日)
生まれてから2,3日かなぁ。
あかちゃんは視線が定まらないけど、なにかを見ている、と、
人の子どもによく言うけれど、アザラシも一緒だね、と思っちゃう目線。
一生懸命なんかやってる。
鼻が利く子たちだから、見ているというよりは、まわりを感じ取っている、というのがいいのかな。
近くから、こんにちは。
(2007-3-3 午後から晴れた日)
いいとこで寝てるねぇ。。
盛り上がった氷のかげはお昼寝には一等地。風こないしね。
2007-3-3。天気良かった日。
さくらプリン、さくらロール、さくら杏仁、さくらゼリー、さくらババロア…。
この時期、まるでおまつりかのようにお菓子にも「さくら」が入り込む。
でも、さくら。ピンクの見た目はかわいいけど、簡単にお菓子と組み合わせられるほど易しい食材じゃ
ないんだよね。この時期の桜のお菓子は、見た目と食べたときのギャップがはげしいのが悩みどころ。
おいしく味わおうと思ったら、このくらいひかえめな方がいいのかもしれない。
写真は、ちいさいマカロンが桜。ケーキは抹茶スポンジと甘くないチョコレート。とてもいいバランス。
* * * *
本当はアザラシの写真を載せたいのに・・・眠い!睡眠不足。というか1日徹夜明け。
なんだか本能的にアザラシじゃなくてお菓子記事をえらんだ感じ。
仕事ってこんなにストレッシーだったかなぁ、とか、寝ぼけたこと感じてる復帰第2週。
10日間で心身洗濯されてきた証拠。
アザラシの日々はそもそも嫌なことなど思い出さないとか、
何か感じても「そんなのちっちゃいことどーでもいいんだよ」って。
山あり谷あり、それはそれ。
チョコレートが食べたくなって、寄ってきた。
レオニダス。
コストパフォーマンス抜群のベルギーのチョコやさん。
写真は「Lチョコレート」ひとつぶ90円。ハートかと思ったらエルだそうで。
カナダといったらメイプルシロップ。おみやげの定番でもある。
でも、買った・貰ったはいいけど使い道がなくてキッチンでお蔵入り・・・なんて話もしばしば。
そんなわけで、カナダリピーターの私のお手軽なメイプルシロップ活用法、公開してみます。
ホントに手軽です。
レシピ
・シリアル
・牛乳
・メープルシロップ
・ブランデー(銘柄はなんでもいいです)
ブランデーとメイプルシロップの組み合わせで、
メープルの上品な香りがたつのと、おいしいケーキのような味わいができあがります。
つくりかた (も何もないような気がするけど)
シリアル(コーンフレークでも玄米フレークでもお好きに)にたっぷり牛乳をかけて、
メイプルシロップをお好みでいれて、最後にブランデーをちょこっとたらして、電子レンジで1-2分。
よく混ぜて食べましょう。
(ブランデーの量は、感覚的に牛乳100mlにティースプーン1杯(1tsp,5ml)くらい。
入れすぎない方がいいと思います。お酒ダメな人は抜きにして試してみてください。)
これ、元ネタはウィスキーベースのカクテル。
昔、お酒の学校で聞いた話で、こんなのがあって。
「スコットランドの民族衣装のポシェットには、オートミールとウィスキーが入っていて、
オートミールに少量のウィスキーをたらして食べるという食べ方がある。
似たようなレシピで「シリアル+はちみつ+ウィスキー」という食べるカクテルがある。」と。
…じゃぁ、ということで、はちみつをメープルシロップに、ウィスキーをブランデーにとりかえて…と、試してみたらおいしかった、というわけ。よかったら一度お試しを。
そうそう、メープルシロップはいいものを選べばとてもおいしいです。
Canadian Maple Delights Exclusive Vintage (type: #1 light)
これ、おすすめ。今年はトロントの空港で買えた。(たしか$24くらい)
ライトタイプのメープルシロップは甘さ上品な感じ。
(甘ったるくならずにメープルシロップらしい味わいをたくさん楽しめる、と個人的には思う。)
[リンクメモ] http://mapledelights.com/
* * * * *
メープルシロップについて、ちょっと細かい話。
カナダの基準で、メープルシロップは、色の違いにより5種類に分類される。
#1 extra light / #1 light / #1 medium / #2 amber / #3 dark。
上でライトタイプとかって書いてるのはこれの「#1 light」のこと。
タイプの違いは、甘みというかこくの強さの違いに現れるそうで(全部試したことないのでわからないけど、そんなような意味合いの解説がなされている)、お好みで選んでくださいとのこと。
ちなみに、日本で売ってるのはほとんどが#1medium。
あと、メープルシロップと書かれている商品なら基本的にピュアなものだと思うのだけど、中には、あえて「オーガニック」とうたっているもの(「オーガニック」と名乗ってもよいという基準をクリアしたもの)がある。ほんのわずか値がたかくなるけど、せっかくなので買ってみるのも楽しいかと思います。
赤ちゃんみっけ。
この子です。
* * * * *
3月3日、朝から吹雪。
明け方の天気予報は1時間ごとに「雪雪雪雪晴晴・・・」。
ほんとにこれ晴れるの?と雪空見ながらのんびりお昼食べてたら
一気に雪がやんで雲が流れて、青空が見えてきた。すごい変わり様にびっくり。
14:00から流氷の上へ。イエローコートたくさん。寝てる子多し。
あまりの青空に気持ちよくて、大の字になって寝てみたり。
氷の上で、視界は100%青空。気持ちいいんだ、これが。
シーズン1回あればいいって感じの好天だった。
氷はそれほど厚くなくて、歩ける範囲が狭かった。
水たまりはいくつか見えるけど、落ちるほどではない感じ(翌日比)。
今年のシャトーは、デザートがあんまりにあんまりだったので。。
早速。
フレーズ ド ヴィタメール。
おいしい。
3月7日、無事に帰国。
ことしも楽しく行ってこられました。
20時半に着いておきながら、荷物あけたり、お風呂入ったりしてたら、こんな時間に。
「今」、いろいろ書きたいけれど、ここで夜更かしすると、
絶対に明日「体調不良のため休暇をいただきます」とかしなきゃいけなくなるので、
しかたないけど、明日以降いろいろ書いていこうと思ってます。
現地更新の最後が「落ちた・・・」ってのもナンかアレだなぁ。。
「落ちた(その2)」もあるし、アザラシの写真だって載せたいし。うううむ。
お留守番させたハムスター、ミモザさんは何故か上機嫌。
さっそく「出せ」とアピールして、すなおに手に乗ってでてきたあとは、
一通り遊んでみて、すぐに寝た。
けっこう気をつけて歩いてたんだけどなぁ。。。
足下の氷がぐずぐずぐず・・・っと崩れていって、腰のあたりまで海に吸い込まれた。
危ないところを迂回しようとして歩いてたのに、そこもダメだったみたい。
ストックで確認しても大丈夫そうで、片足乗っても大丈夫で、
で、もう片足を前に出そうと、最初に踏み出した足に全体重がかかったときに、ずぼーーーんと。
なるほど、安全に見えてもこういう崩れ方するのね。
(いや、落ちたときはそこまで冷静じゃないので、、、ちょっと違うかもしれないけど)
落ちていく足を抜こうとしたりしても、よけいに崩れるだけで。もうそのときはあちゃぁって感じ。
自分が進んできた後ろの方向に手をついて、はい上がった。
ちなみに、奇跡的にバッグもカメラも無事だった。首じゃなくて肩にかけてたからかな。
かけてた反対の足から落ちたので。。
3月5日の7時のフライト。きれいな青空のとてもいい天気。
昨日の雪が流氷の上に積もっていて、氷の薄い場所を見分けるのが難しかった。
…ていうか、このフライト、小原さん始め経験豊富なリピータの人が落ちまくってる。
けっこう暖かい日だったから良かったというのもあるけど、
みなさん、腰ぐらいまで落ちただけじゃぜんぜん怯まないのね。タフだなぁ。
さて、この浸水したブーツをどうしよう・・・。
あ!落ちた場所の写真撮るの忘れた。
昨日の夜。
変わりやすい天気だけど、このままいってくれれば、今日は飛べそう。
現地3月5日朝。5時45分。今日は7時から。これから朝食。
昨日(飛べなかった日)の朝の様子。
マドレーヌ島に到着した2月27日は、暖かくて雪もなかったけれど、
昨日おとといの雪でだいぶ積もった。シャトーの庭はこうじゃないとねぇ。
ご機嫌な赤ちゃんと、生んで間もない子を見守るお母さん。顔、似てますか?
おっぱいをもらったあとの赤ちゃんは見てわかるくらいご満悦で、体を動かすのも楽しそう。
元気な赤ちゃんと余裕な表情のお母さん。
授乳後、うれしそうに這い出した赤ちゃんに「行っておいで」とでもいわんばかり。
赤ちゃんがもう少し育つと、お母さんは海の中でうろうろしたりするけれど、
うまれて1日目2日目の子にはわりとつきっきり。
のんびりしてるようだけれど、まわりの様子(他の親とか)もちゃんと伺っている。
そして、赤ちゃんの鳴き声に呼ばれておっぱいをあげたり、おあずけしたり、
「ここまでこられたらあげるよ」といわんばかりに、ちょっと場所を移動してからあげてみたり。
(これはよく見られます)
しぐさだけでなく、子育ての工夫も、よくわかります。
写真の子たちは、まだ母親の胎内にいた時の色で毛が染まっているため、
その色からイエローコートと呼ばれます。だんだんその色は落ちて、白い毛に変わっていきます。
* * * *
2月28日。
見渡す限りみんなイエローコート。
出産の跡(胎盤、血痕など)もたくさん確認できて、シーズンの頭に来たんだなぁって実感。
親はちゃんと子をガードするけれど、脅かさなければ、すごくいい母子の関係が見られて楽しい。
曇ってはいたけど、暖かかったので、氷の表面(上層部)がシャーベット(しゃりしゃり)状態だった。
表面だけシャーベットなのか、全部がシャーベットなのか、見分けないといけないので大変。
(表面だけシャーベット:沈まない、全部シャーベット:乗っちゃったら海に落ちる)
帰ってきたら、付着したシャーベットで靴の表面がびっしょりだった。
* * * *
写真家の小原さんが、ご自身のブログでうちのサイト(ハムスター)と、アザラシのサイトを紹介してくださってます。今年は成田から同じスケジュールだったので ( ref. 小原さんの記事 / 私の記事 ) 、お話しする機会も多く、雑談だけでなく写真論やカメラオペレーションの技術的な話まで、だいぶ盗…いやいやいや、参考になり、充実しています。
空港のハーツで車を借りた。今日は島巡り。
地図といっても大した物がないので、、灯台とかこの辺だったなぁ、、なんて思い出しながら
たらたら走ってみよう。日が出てるから、赤い土がとてもきれいに見えると思う。写真も撮れそう。
シャトーのフロントで電話してもらうと、空港から車で迎えに来てくれる。
手続きは空港のハーツのカウンターでやって、そこで車も受け渡し。
1日料金なので、明日の10時までなら借りられる(暗くなったら道わからないので今日返すけど)。
返すときは、シャトーから街の方へ2キロほど行ったティムホートンのところのガソリンスタンドで満タンにして、
21:00までなら、ちょうどそのガソリンスタンドの向かい側のハーツのオフィス(小さいけど)に戻す。
22:00までなら、ハーツの人に電話すればOK。もし明日返すなら、空港へ。
空港のカウンターは10:00からしかあかないので、注意。
たしか11:00までならいいよとか言ってた気がする。
と、あまり準備しないで借りちゃったので、一度シャトーに戻ってきて、コレを書いて、今から準備。
午後は曇るみたいだから、早めに出て海を見に行こう。
まず灯台。
アザラシのサイトで先に動画を公開しました。
2月28日の赤ちゃん、ハイビジョンでどうぞ!
こちらから→ harpseal.jp
この日、ほぼ全部がイエローコート。
出産の跡がいたるところに。シーズンはじめに来たんだなぁって実感。
写真は後ほど。
ぼけっとした旅をしていると時間感覚がなくなってくる。
今は(現地)3月2日の午前3時過ぎだから、えっと、島に入って4日目の朝を迎えようとしてるわけか。。
アザラシは28日に見て、1日は休んで。2日(このあと)行く予定だったのだけど、
1日に1便欠航が出たアオリで条件が悪くなったのでヤメ。
とすると、出発が6日の朝だから、残りは、、3、4、5の3日間…か。
1日まるまるあいてしまった今日は何をしよう。。
天気が良ければ、島歩きかなぁ。
* * *
今年はテレビが複数。テレビがいるは毎度のことだけれど、
どうも今回は気をもむシーンが多々ありそうだ。
アザラシとの対面の経験を重ねつつあり、またいろいろな情報を知ってしまった、今の私の立場。
今回の「妥協もしなければ喧嘩もしない位置」ってどこかなぁ・・・。私はスマートな対応ができるだろうか。
環境と生命、とか、動物と人とが共存できる環境を、とかっていう大きなテーマの中で、
自分がやらなきゃいけない具体的な課題って、多分これだね。
難問だけれど、ハムスターのサイト運営で蓄積した経験が、だいぶ自分を支えてくれています。