ピニャ・カラーダ
前回がシンプルなラムをやったので、今度は、面倒くさい系ラム。
結構手を動かしたので、サボってた分の強制リハビリにはなったかな。やらないとどんどん手際悪くなるし。
(…て書くと苦労しているように聞こえるかもしれないけれど、もちろん、楽しんでやってますよ。)
ラムそのものではなく、ラムのリキュールを使ったレシピ。
マリブ45ml、パイナップルジュース45ml、牛乳45ml。
氷を小さく砕いて、そこからクラッシュドアイスつくり器でガシャガシャくだく。
パイナップルは、さすがに缶詰(シロップづけ)は嫌だったので、フレッシュを1/2個買ってきてカット。チェリーも・・・と、思ったけどこれは瓶詰めで。(ひとつひとつはたいしたことないんだけど、複数となるとちょっと面倒。。)
ちょうど良い大きさのゴブレットがないので、かなりデカい入れ物に入れた。見栄えはあまり良くないなぁ。
* * *
マリブはかなりココナツの香りの強いリキュールだけど、そのほかの素材がうまくお互いがお互いを引き立てていて、出来上がりは予想以上にすごくさっぱりしている。おいしかった。パイナップルジュースと牛乳って、相性いい。こういうのがカクテルの魅力だなぁ。そして、ちゃんと作ったカクテルはおいしい、ということも。
実は「ココモ」というリキュール(こっちもココナッツリキュール)を買おうと思って、間違えて、今回使った「マリブ」(これもココナッツリキュール)を買ってしまったのだった。
過去にスクールでは、ココモとマリブの違いを、ココモは「ココナッツジュース」フレーバー、マリブは「ココナッツオイル」フレーバー(で、日本人向けなのは、香りの軽いココモの方)という表現で教わっていた。 だから、使うならココモだなと思っていて、マリブを買っちゃったのは本当に失敗だったと思っていた。でも、作ってみたらおいしい。香りが強すぎるなんてことも全然なかった(もちろん、全くないわけではないが)。いい感じ。
しかし・・・。
作る手間のわりに、さらっと飲めちゃうので、飲み終わるのは一瞬。
悩ましいカクテルだ…。
今度はラム+パイナップルジュース+ココナッツミルクのも作ってみよう。
ノートより:
ピニャ・カラーダの名前の由来として、かつてバーテンダーの間で「パイナップル峠」の意味だという説が広まったが、それはデマで、「何か混ぜるもの」という意味だとするのが正しい。Made in フロリダ。パイナップルジュースと牛乳は、暫くすると分離するくらい、混ざらないもの(シェークしても完全には混ざらない。ちょっとシェークでよい。)。クラッシュドアイスは固まっちゃうので、シェーカーから注ぐ→バースプーンでまぜる→シェーカーから注ぐ、とやる。泡ができるとおいしそうに見える。
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*名前の由来は、今売られている本にも「パイナップルの実る峠」という意味のスペイン語であると解説してあるものもある。もしかしたら、直訳はそうだけれど、俗語か、このカクテルが作られた意図かなにかで、転じて、そして「何か混ぜるもの」のイメージがカクテルなったという解釈が最新の説なのかもしれない。(と、私は考えることにする。)
Made in フロリダ、、も、他説あり。
つーか、スクール経営している会社のWebが、「パイナップル峠」「Made in プエルトリコ」って書いてある。
あまり気にしない方向で。。。