あかちゃんの笑顔
夕方。ほんとうに嬉しそうな赤ちゃんの笑顔が見られた。
お母さんとの授乳タイム。
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アザラシのお母さんにとって、子育ては大変な仕事。
育児期間の2週間をほぼ絶食状態で過ごす母親は、赤ちゃんを母乳で1日に2kgのペースで太らせるかわりに、自らは1日に4kgのペースで痩せてしまうのだとか。そんな大変な子育てだからか、母親は徹底して自分の子にしかミルクを与えない。授乳の際、母親は赤ちゃんのにおいで自分の子かどうかを確認し、違う親の子であれば追い払ってしまう。
赤ちゃんにしてみたら、「自分はお母さんの子だよ」とわかってもらえたら嬉しいおっぱいの時間、ということになる。
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親子の確認シーン。
お母さん?!
子:ねっねっ!
親:よしよし…。(OK!)
やったーー!(ミルク!ミルク!)
(こんな笑顔、いままで見たことない!)
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アザラシたちと間近に接して、脅かさないようにして警戒を解いてもらうような、コミュニケーションをすることはとても楽しいし、その結果、アザラシと同じ場所にいながら、自然な表情を見せてもらえたというのがとても嬉しい。流氷の上に何年か通っているうちに、だんだんとアザラシの事が見えてくるというか、わかっていくという過程が動物好きにはたまらない。
最近、自分の動物好きのいちばんのポイントは「動物と話ができるような状態を楽しんでいる」ということなのかなと思うようになった。ハムスターしかり、アザラシしかり…。 「かわいい」を楽しむのとはちょっと違う、接する楽しみなのかなと思う。
(少々難解な話になってしまってすみません。)
こんにちは。
いやー、いい写真ですね!!
赤ちゃん、ねっねっ!!と言っているんですね(^^)
そうですよね、動物と触れ合う醍醐味って、「わかっていく」っていうところですよね。
猫目線、犬目線、ハム目線、はたまたアザラシ目線で「わかっていく」と、たまらない愉しさになりますね!!
こんにちは。
写真絶賛していただきまして、ありがとうございます。
でも、、
記事内の文章ではうまく伝えられなかったかな・・・と思ってちょっと残念だったので、
(もしかしたら、表現の問題だけなのかもしれませんが、、)
ちょっとばかり追記させていただきます。
私が楽しいと思うのは、動物と人のそれぞれが「共存」している状態です。
動物の目線にあわせることや、双方の目線を「融合」させていくことではありません。
この違い、わかっていただけますでしょうか・・・。
いえ、私も「人間モードでばかり見ていたら動物の行動を知るのが難しい」という事を言いたかっただけなので...
言わんとしている事は解ります。
私のコメントが言葉足らずで下手なだけです。