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2012年03月31日 (土)

春はウミネコのたより

アザラシの子育てシーズンが終わると、次はウミネコの繁殖期。

いつも会いに行っているウミネコたちは、夏場は北の大地、北海道で過ごし、
冬場は高知・宮崎あたりまで南下して過ごすといわれている。
そして、産卵時期を迎える4月にあわせて、青森県に戻ってくる。
今年もいつもの繁殖地に集まってきてるよという便りが聞こえてきた。

そんなわけで、ちょっと気が早いけど、ウミネコのヒナ鳥。

ウミネコ
もしもし?

親離れ間近の赤ちゃんは、少々やんちゃでまわりにも興味津々。
敵でないと判断すると、「もしもし?」と言わんばかりにコンタクトしてくる。

くちばしで軽くツンツンと私をたたいてみて、まわりをうろうろ。
ウミネコ語が話せれば、独り立ち直前の気持ちをじっくり聞いてみたいところなんだけれど。

母鳥の捕った魚を食べて、しばらくしたあと、この子は
目の前で羽ばたきの練習を見せてくれた。

(ウミネコ、2011年)

2012年03月17日 (土)

独り立ち、大きくなーれ

3月に入って2週間が過ぎ、流氷の氷も緩みはじめたようです。
赤ちゃんたちは親離れの時期。

生まれて、まるまるプクプクと大きくなって、体力もつけて。
最後に泳ぐことを覚えて、独り立ち。それまで約2週間。
溶けていく流氷にあわせて、親との時間も終わりも近づいてくる。


流氷の上での生活も終盤にさしかかる頃、
母アザラシは、あからさまに赤ちゃんの気を引くようにしながら、その身を海へと促す。
赤ちゃんは、気がつくと、海にぽちゃり・・・。
初めて海に入って、うまく泳げない赤ちゃん。
時に泳ぎをサポートするように、時に守るように寄り添うお母さんアザラシ。
そんな光景が広がります。

アザラシの赤ちゃん泳ぎの練習
初めて泳ぐ赤ちゃん、寄り添うお母さん


赤ちゃんもいろいろで、余裕たっぷりに泳いじゃう子もいれば、
息継ぎがうまくいかず、おぼれそうに「ふぎゃっ!!」って言いながらがんばる子もいたり。

アザラシの赤ちゃん泳ぎの練習
ふぎゃっ!!

がんばれー!


そして、もう数日もすると、赤ちゃん特有の白い毛も抜けて、グレー色の若いアザラシ色に変わっていく。
おなじ空気の中、人が一緒にいられるのも、流氷のあるこのあたりまで。


アザラシの赤ちゃんの楽園 miminagusa.jp
みんな、一人前のおとなになって、そして、またこの楽園で会おう。
それでは、また来年!


(アザラシたちの様子は、2005年、2007年の写真から構成しました)

2012年03月10日 (土)

流氷の上の夕方、島の夕方

アザラシの赤ちゃん、夕方
流氷の上、16:25 p.m.

日暮れの近づいた流氷の上。
寒い海の上だけど、あたかも、そこにぬくもりのある家があるかのような、
赤ちゃんと母親の姿がみられる。おちつくのかな。


流氷の上のアザラシ

仰向けの赤ちゃん、たたずむお母さんたち。


アザラシの親子

お互いのにおいで親子の確認。
このあと、お乳をもらってた。

雲に日が遮られた夕方の流氷の上は、気温が下がって寒いし、
自分もヘリコプターに戻らなくてはいけない時間が近づいてきてさみしいし。
でも、そこで見られる赤ちゃんの無邪気な姿、昼間以上に落ち着きが感じる母親の姿、
なんというか、アザラシたちの家庭らしさ(?)が見えるような雰囲気が好き。


夕方のマドレーヌ島

夕方、同じくらいの時間のマドレーヌ島の風景。
寒そうに見えるけど(実際寒いけど)、これを見ても思い出すのは
ゆっくり流れる島の空気や、あたたかい宿の雰囲気。

いつも心の隅に置いておきたい風景のような気がします。

2012年03月03日 (土)

ご対面♪…タテゴトアザラシの赤ちゃん

アザラシの赤ちゃん
タテゴトアザラシの赤ちゃん 生後2-4日程度


アザラシの出産シーズンがやってきた。
現地(カナダ)に行けない今年、日本にいてもそわそわして、過去の写真を見返したりしてる。

今頃は、これくらい成長した子が見られるときかな-

そう思って、生後3日くらいの赤ちゃんの写真を載せてみた。


流氷の上に腰を下ろしていると、ザックザック、ズルズル、ペタペタと、一生懸命はう音。
好奇心旺盛にはい回っている赤ちゃんとご対面。

生まれたての赤ちゃんは、時に好奇心旺盛に流氷の上をはい回り、
おなかがすいたら母親をさがし、疲れたら昼夜問わず寝る。

このときのこの子は、おなかがすいている様子もなく、おびえる様子もなく、
出会ったこちらを眺めてた。

自然界、ここ流氷の上では、人もアザラシも、同じ「動物」。
同じ時間が流れています。


アザラシの赤ちゃん

こちらのにおいをかぐ赤ちゃん。
近づいてきてくれる赤ちゃんとのコンタクトは、人から見ると、こんな風に見えています。
赤ちゃんの、すぱーっ、じゅぱーっという鼻息の音とともに。。。


3月上旬の2週間だけ。
今まさに、カナダ・セントローレンス湾(海)の流氷の上で、こんなシーンが見られます。

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