花火
新潟県長岡市。
また地震の後。
この花火が今年もまたみられてよかった。
しかし、何度見てもいいなぁ。
正三尺玉。人と花火のサイズに注目。
土手に場所をとって鑑賞。
地元の人には、左下の橋でだいたいどの辺だかわかるかもね。
* * * * *
迷ったけど、地震関係の話にも触れておきます。
これだけの災害であっても、
テレビはワイドショーネタとしてしか扱わないんだな、と、3年前と同様に思った。
マスコミだけを責めるつもりはない。
大衆が望むからそういう番組作りになってしまうという面もあるだろうし。
不幸な人をみて、ただ騒ぐ。
いつから大衆はそんなストーリーを望むようになったのだ。
ヒトとして酷すぎやしないか。
親戚の安否を気にしながら情報をみる人の身にもなってみてほしい。
かろうじてNHKだけは、そういうノリではなかった。
養護するつもりはないが、結局、まともに見られたニュースはNHKだけ。
不幸にも、原発火災なんていうマスコミが泣いて喜びそうなネタができちゃったせいで、
話題がそこに集中したのはみなさん知ってのとおり。
その後、間違った放射能ネタがもたらした風評被害が話題になると、
マスコミはこぞって東京電力だけを悪者として仕立て上げた。自らの非は棚の上。
これはNHKも民放もみな同じような態度だった。
映像や言葉のインパクトだけにこだわらずに、
「事実が脚色なく伝わるような」努力をしてみてもらえないかなぁ。。。
そういう情報こそが、人の心に訴える力があるものであり、
それを伝えられてはじめて、情報伝達者として存在する意味があるのではないかと私は思うのです。
テレビがあまり伝えなかった事実、
そのひとつは「地元は、とても、たくましい」ということ。
こうやって花火を続けられたこと、
花火を楽しむ人がたくさんいたこと。
東京から見に行った人もしっかり受け入れて
楽しませるだけの強さがあったこと。などなど。
このエントリーでは、少しでもその雰囲気が表に出せればいいと思った。
花火、きれいでしたよ、と。
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