長岡まつり花火大会
すごかった!
ムービーです。(写真がビデオファイルに直接リンクしています。) (公開終了とさせていただきました。)
* Windows Media Video形式、音無し。2MBps、ブロードバンド用です。
* 状況によっては、ファイル保存してからの方がいいかも(48MByte)。
☆☆☆☆☆
長岡の花火は毎年行われているものだけれど今年は特別。
「全国のみなさん、ご支援、ご声援をありがとう!水害にもめげす、震災にもめげす、大雪にも負けることなく今年も「長岡まつり大花火大会」を盛大に開催します!!」
とは、長岡まつり協議会のサイトから。
例年のメイン「三尺玉」にかわって今年は震災復興祈願「フェニックス(不死鳥)」と題された花火がメインに据えられていた。花火が街のシンボルとなっている長岡で、「みんなでがんばろう」という気持ちを表現する企画もまた花火。街一体ってこういう事か、と思った。
震災の復興イメージソング(らしい)平原綾香の(本人がうたう)「Jupiter」で花火大会2日目が始まり、最後の「がんばろう花火」もJupiterにあわせて打ち上げられた。歌に合わせて花火なんていうちゃちいアトラクションみたいなことはしない長岡花火がこういうことをやるあたり、復興とその歌(意識)を大切にしているのかなというものを感じた。花火の綺麗さとその背景に、震災被害に遭っていない身ながら感動してしまった。
上に掲載したビデオがその「フェニックス」と名付けられた超大型スターマイン。
(音をカットしちゃったのは、裏でJupiterが流れていて、公開しちゃうのはまずそうだったから。)
その最後にあがった赤いちょうちょのように見えるのが、フェニックスだそうだ。
赤いのが羽、そこからのびる光が胴体を表現しているらしい。
(ビデオからの切り抜き画像です。)
ところで、震災のときの様子を親戚から聴いたのだが、、、
・最初の地震の後にすぐライフラインがとまった。
・すぐ次の余震が来た。
・そのあとは怖くて家の中にはいられなかった。
・そして3日間は車の中で寝泊まりした。
・電気がとまるので、テレビで情報を流されてもまったく意味がない。
・…などなどほかにもたくさん。
あれだけたくさんの報道があったにもかかわらず、生の声から感じたものはそれとはまったく別のもので、ギャップに戸惑った。まるで別件のことよう。それでも、現状の市街をみたらそんなことグズグズ言ってられないなと思った。復興にかける力ってすごいものがある。
と、そんなこんなで、今年は親戚まわりを兼ねた長岡花火大会ツアーでした。
note:
・長岡まつりは、昭和20年8月1日の長岡空襲に対する復興祈願祭として始められた。(知らなかった…。)
・そのためか開催は毎年8月1,2,3日。(平日でもその日程というのが、(理由はわかるが)遠くから行く人にはつらい。)
・ニューヨークが「自由の女神」なら長岡は「三尺玉」というくらい、長岡は花火が目玉な街です。
(注)正三尺玉:しょう・さんじゃくだま、10号とか尺玉といわれるやつの3倍の大きさのタマを炸裂させる大型打ち上げ花火。