空白、のこと
先日書いた、空白を感じられるようにって話。
ある有名な学者さんが似たような事を言ってるのを見つけた。
「空白」という単語まで一緒。
この方を知ったのは去年のNHK技研の一般公開のときの講演だったか。
面白い研究してる人だなぁって、興味持ってた。
バラエティを含めマスコミ露出も多数だけれど、
正体は研究者さんなので、まじめに聞いたら聞き応えある感じ。
著書読んでみよう。
空白とかって話、大衆向けじゃない視点で見られることには
とても興味がある。
だって、この手の話、大衆向けになってしまうと、
スローライフ、だとか
ロハス、だとか
田舎暮らし、だとか、
何もしない旅、だとか、
癒しだとか、、
ものすごく陳腐な言葉や概念になってしまって、
意味本質がないがしろにされてしまうので。
人の快感や欲望を突き詰める研究ってうらやましいなぁ。
そういえば、自分も、情報を専攻したけれど、人が好きだから
色を題材に研究テーマ選んだんだった。
こういう話って、いわゆるサイエンティストたちの中には、
答えが明確にならないとか、答えがないことを解明しようとしている
とか言い出していらいらする人もいる。
でも、私的には、研究って研究の答えだけが求めるものじゃないと思う。
快感や欲望を含めた研究だったら、
その楽しさを人に伝えて喜んでもらうようなことも、
ひとつの答えであり研究成果だと思うので。
(その人が誰か、というのはもう少し著書読んでから書きます。)