祇園祭のおはやし
だれに聞いても「コンチキチン」という感じの擬音語で表現される祇園祭のおはやし。
本当にそう聞こえるかというと、まぁ、、んー微妙、だけれど。
実際のところ、ゆっくりしたテンポとやや落ち着いたリズムで、
のどかさや雅楽感も感じさせる、とても上品なおはやし。
なるほど「コンチキチン」という単語がもつのどかな響きは、はずれてないのかなと思う。
お祭りのおはやしというと、個人的には、子供の頃、地元の祭りで「やる側」だったこともあって、
第一印象はそこでのおはやしを思いうかべてしまう。そのお祭りも、京都から全国に派生していった
といわれる「八坂祇園祭」を名乗るお祭りだったけれど、雰囲気は京都のものとはまったく別物で、
おはやしも、喧嘩っぽくまくしたてるやかましいリズムとかけ声が特徴の威勢のいいものだった。
長年の中でいろいろな伝わり方や土地にあったものがあったのだろう。
話戻って、京都のおはやし。
そういうものなので、映像で見るとどうしてもショボい印象になっちゃうのが残念なんだけれど、
生はなかなかヨイものです。
よそ者が言うのもナンだけれど、やっぱり「京都らしい」よ。